即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

リヨン その8 | main | リヨン その6
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
リヨン その7
リヨン5日目。
ようやく訪れた休日。自分たちのパフォーマンスも終わったので、少し気が楽になり、楽しみにしていたリヨン一人歩きに出かける。お目当てはフルヴィエールという旧市街の丘の上にあるノートルダム大聖堂。
Image012~03.jpg

まずは地下のホールに入る。
実のところ僕はヨーロッパは初なので、この手の大聖堂に入るのはもちろん初めてで、とても楽しみにしていた。それというのも、随分昔に読んだ西洋音楽についての本で『西洋音楽のベースになる響きは、石造りの教会の中に響く残響音の中にある』と書かれていたのがずっと気になっていたからだ。もちろんシュミレートした形でイメージはできていたけれど、実際にその場に居て感じるものはやはり全く違うものだった。
地下ホールは人気も少なく少し薄暗いので、しばらく目を閉じてじっと耳を澄ませているとそのまますうっと眠りにおちていた。
フランスに来てからの疲れや緊張、始終人に囲まれていて、とにかく何か話していないと...という事の煩わしさから一瞬離れて、一人きりの静寂の時間を初めて持つことができて、とても落ち着いた気分になった。
嬉しくなって上の階へと移動すると、今度は一気に明るい雰囲気の、一面モザイクに飾られた立派な大聖堂に出た。
Image100.jpg

静かに賛美歌が流れ、柔らかい光がステンドグラスを通して差し込んでくる。
見上げると巨大な天の住人(創造主?)と天使の絵がこちらを見下ろしている。
妙な懐かしさがこみ上げてきて、何故か一瞬涙した。
祈りの場独特の優しい空気と細やかなエネルギーに心奪われ、ずっとそこに居たい気がしたが、午後のショーが始まる時間だったので、そそくさと外へ。
ロープウェイに乗り、会場へと急いだ。

フェスティバルのにぎやかさとは対照的な静けさを肌に感じて、リヨンの街が来た時よりもより身近に思えた。
派手でにぎやかな世界も楽しいし刺激的なのだけれど、やはりこういう静けさこそ、自分自身の栄養なんだと改めて思いつつ、フェスが終わったらもう一度ここに来ようと固く胸に誓った。

<つづく>
| パフォーマンス | 00:24 | トラックバック:0コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://yuniwa.blog59.fc2.com/tb.php/82-116a40e6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

プロフィール

m-UTA-nt

Author:m-UTA-nt
出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

スタジオゆにわ 主宰
HPはこちら
ゆにわ HEALING & JOY

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。