即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

『世界の調律』 | main | 飯塚パフォーマンス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
『にほひ』の美学
おこがましくもワークショップや研修、講師といった形で、人に何かを伝える(教える)という立場に立つ事がままある。
今の自分が、人様に何を教える事があるのか?と自問自答する事もあるが、自分ごときでさえ、少ない守備範囲ながらも経験則として「これは明らかに言える」という、自分なりのセオリーというものがあるのは事実である。

ただし、これを全て言語化できるかというと、そうではない。
ニュアンスだとか、イメージだとか、そういうものでもなく形にも言葉にもならないもの。
伝えようとする事自体が間違っているとも思えるもの。
師と思える方の側にいて、見えないが伝わってきた何か。
その『にほひ』としか言い様のないものについて、最近よく考える。
そして、言葉にすることの薄っぺらさについても....
しかし、敢えて書いてみよう。

自分にしか分からないようなツボ。
カンでやっている事。
「これなら良い」と自分でゴーサインが出せるその境界線。
何故そうなのか、何故それで良いのか?
そんな事は分からない。
でも、それは必ず「そう」なのであって、決して曖昧ではない。

見るでもなく聞くでもなく「にほひ」であるもの。
ここで嗅覚の言葉を使うのは非常に面白い。
「匂い」と書くと動物的感触を覚えるが「にほひ」と書くとどうか?

今までに出会う機会を持てた沢山の師と呼べる方々。
その全ての方々と言葉を交わしたり、体に触れたりできた訳ではないが、確かにその「にほひ」と呼べるものは受け取っている。
今風に言えば「波動?」
いや、僕は「にほひ」と書く事を好む。

「にほひ」はテクニックではない。
知識でもない。
そのものである事。
分ち難くそのものである事それ自体の言葉であるように思う。
それを語るには.....言葉とは何と無力な事か。

そうして受け取った「にほひ」は
僕の魂の奥深くで失われる事なく息づいている。
「にほひ」とは「いのち」そのものでもあるのかも.....
しれない。
| クリエイティブ | 00:05 | トラックバック:0コメント:4
コメント
きれいなことばですね
うーん、歌さん。相変わらずシブイ事言いますねえ。
毎回ブログを読むのが楽しみです。
2006.06.16 Fri 22:27 | URL | KOME
古語の感触って好きなんですよねぇ...
それこそ「香る」ような感覚がある。
こういう感覚の言語を通じて現わされる目には見えない由無しごと。
でも、これが一番分かりやすいんだよな~と、いつも思います。
2006.06.17 Sat 22:15 | URL | UTA
ああ、琴線に・・
ふれましたw

にほひ

そのものの存在

そうですよね☆*・

すごく同感響き渡ります☆*・;
2006.08.02 Wed 16:29 | URL | 虹独楽
虹独楽さま
お久しぶりですね。
ハイテク&スピーディがモテハヤサレル現代だからこそ、こういうローテクな感覚をこそ大切にしたいなと思うこの頃です。
御陰で最近パソコンの方はロムり専門ですよ(関係ないか....)
2006.08.07 Mon 01:36 | URL | uta
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://yuniwa.blog59.fc2.com/tb.php/49-38a8fdfd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

プロフィール

m-UTA-nt

Author:m-UTA-nt
出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

スタジオゆにわ 主宰
HPはこちら
ゆにわ HEALING & JOY

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。