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即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

チベット仏教音楽 | main | 4月22日 松江ワーク後記
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演奏時間639年。
ジョン・ケージ(1912~1992)は、音楽に対する様々な提唱を行った偉人(奇人?)の一人。
それまで西洋音楽にとって『休符』は単なる『休息』という意味でしかなかったのに対し、彼は『4分33秒』という作品で、音を一切発しない4分33秒の空白の時間を聴衆に聴かせるというパンクな事をやってのけた。
それは『無音』という名の音楽であり、演奏者の存在によってそれは単なる無音状態ではなくなる。
聴衆はその空間に居て、聴衆自身の内面に湧いてくる音楽を聴くことになるのだ。

そんな彼の作品の中に”Organ2/ASLSP(As SLow aS Possible=可能な限りゆっくり)”というオルガン曲がある。
元々は20分程度のピアノ曲として発表されたものだが、2年後にオルガン曲に編曲された。
そして、ジョン・ケージ・オルガン・プロジェクトと呼ばれる団体が、ドイツ東部のブキャルディという廃教会を使って、この作品の意図をくみし、演奏時間を639年まで延長して、今もなお演奏中だという。
演奏は2001年9月5日に始まり、2639年に終わる。
一年半の無音部分から最初のコード(G#,B,G#)それに追加されたオクターブ下のEという響きが終わり、今は2番目のコード(A,C,F#)が鳴り響いているという。

このパフォーマンスは”変化の早い現代社会における平静と緩慢な時の流れの再発見”というコンセプトで行われているらしい。

以下はASLSPの楽譜の一部。
Particell.jpg


プロジェクトの公式サイトは
こちら(ドイツ語です)

| おと | 17:42 | トラックバック:0コメント:0
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出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

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