即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

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対峙する時
今日は出雲での月例ワーク。
しかし、今回は少し自分なりにトラップを仕掛けていた。
そもそも決算やら新学期やらと忙しい季節、おおよそ来る予定だった人がほとんど来れないと分かり、この状況にイエスアンド。
ならば敢えて積極的な広報告知はせずに、超少人数でのワークをやってみようと考えた。
もちろんたくさん人が集まればそれはそれでよし。
自費主催ならではのチャレンジではある。

結果集まったのは3名。
大人数のワークではできない、一人一人のキャラクターや、それを味わうスペースが充分にあり、これはやっていても面白かった。
大人数のワークでは、ともすれば雰囲気に飲み込まれて見えなくなってしまう自分自身との対峙がある。

今回は歌う事や音楽的な事は一切やらず、ひたすらストーリーを作る、相手のアイデアにイエスアンドするという部分に取り組んだ。

ノー・アイデアになったとき、普段のワークなら近くにやっている人のオファーなどからヒントが湧いたりアイデアを拝借したりする事もできるし、周りのエネルギーが動いているのでその動きに乗る事もできる。
これはこれで集団の力、一人で頑張らなくても皆で作っていけるんだという安心感を持てる大切な体験ではある。

しかし、一転して少人数では自分に課せられたリスクは自分が追うしかない。
完全に頭がフリーズして、ギブアップという局面に追い込まれる事もある。

限界点を知るという意味では非常にキツい側面もあるのだが、僕自身も含めそれぞれに学びとなる面が多かったように思う。

僕なりに感じている即興の面白さのひとつは、パフォーマンス中に訪れる空白だったりする。客席、奏者(演者)のエネルギーが、ある瞬間ストップしたかに思える時だ。

そのときフォーカスはどこにあるか?
静寂の池に、誰が一石を投じるのか?
そして、何を投げ入れるのか?

この瞬間には、全てが可能な感覚がある。
どの方向にも向かって行けるゼロ地点。
そして、それまでの緊張状態をいつまで持ちこたえる事ができるのか?

そしてはじめの一音を投じる時、この時ほど自分と対峙する事はないかもしれない。
恥ずかしい自分や未熟な自分、否応無しにさらけだされるものと真正面から向き合わされる。

空間に対してセンシティブであればあるほど、このリアクションは大きいように思う。
しかしそこで感じるリアクションこそが、実は表現されうるものの原動力なのではないだろうか?

| インプロ・ワークショップ | 21:10 | トラックバック:0コメント:0
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出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

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