即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

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カヌーン到着
先日、イスタンブールからカヌーンが届きました。
そもそものはじまりは2~3ヶ月前、ギリシャのシンガーソングライター、サヴィナ・ヤナトゥのアルバムを聞き漁っていたことから始まります。このバンドのメンバーの方が、セファルディの歌の伴奏の時に、ひざの上に載る小さな弦楽器をつま弾いていて、これがとても心地良かったのです。
調べてみると、これがカヌーンという楽器。
つま弾いている感じが何となく卓上ピアノみたいだし、いつも持ち運び出来る第二楽器を探し続けていた僕にとって、これはいけるんじゃないかという感じもありました。

そこでこの楽器について調べようと検索をかけましたが、国内のプレーヤーはわずかしかおらず、情報がほとんどない!やむなく海外のサイトを徘徊しましたが、実はこの楽器、イランからシリア、トルコ、アルジェリア、ギリシャ、エジプトなど地中海沿岸地域の、特にアラビア語圏で広く使われており、綴りもkanun,qanun,kanoune,kanonuaki,など色々(これにアラビア文字やらヘブライとかギリシャ文字も...)表記されているうえ、サイトもそれぞれの言語で説明があったりなかったり....

結果、主には楽器なのでとりあえず演奏を視聴すべくyoutube(これは本当にありがたいメディア!)でいろいろな映像を見ているのが現状なのだけれど、いままで意識しなかったような国の言葉、そこに暮らす人の音楽、民族、宗教、歴史的流れ(あの周辺はすさまじく政権交代(笑)してるから...)など、多岐にわたる情報が一気に流れ込んできて驚いてます。

まあ、話を戻して、本編の楽器ですが、こんな感じ。
ka.jpg
すべてナイロン弦で、それぞれ3本づつ弦が張ってあります。音域は3オクターブ半(0G~4D)スペクトラムというべっ甲の爪を両手の人差し指にはめた鉄のリングに挟んで演奏します。

カヌーンの特徴的なのはマンダルというチューニング・ペグが付いている事。
mandal.jpg
ハープでもこのような半音を変えるペグがあるものもありますが、カヌーンでは各音に平均5~6枚、多いところで12枚も付いており(20枚以上付いているものもあるそうです)これがいわゆるアラブな音階で使われる半音よりも狭い微分音の調弦を可能にします。演奏を見ると、これを使ってビブラートをかけたり、ピッチベンドのような使い方もあるようですが、主に臨時記号の演奏時や音階が変わるときにパッパッと素早く音階を変えられて、慣れると面白いシステムだと思います。

弾いてみると意外と手にスッと馴染む感じで、これは違和感無くピアノと並行できそうな感じ。
頑張って練習して、いつかライブでお披露目したいと思います。


サヴィナ・ヤナトゥ “NANI NANI"
| 神の器 | 12:28 | トラックバック:0コメント:1
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2010.12.07 Tue 20:27 | |
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出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

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