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即興音楽とインプロ、音と声と彼方との邂逅

即興実験工房 ゆにわ

ピアノ with つくね串
プリペアド・ピアノというと、どうしてもジョン・ケージのやったようなネジを使う印象が強かった。
ピアノの中域は3本のピアノ線が張ってあるので、この内の右側2本の間にネジを差し込み、弱音ペダルを踏む。
弱音ペダルの使用は、グランドピアノの場合、このペダルを踏むとハンマーが右に動いて右側2本の弦のみを打つからで、アップライトではこれはできない。
しかし、僕自身どうもこの『ネジ=痛い=ピアノが壊れそう....』という連想がついて、どうも馴染めなかったのだが、今回素晴らしい素材を発見!
写真

なんて事はない、つくね用の先割れ串である。某100圴ショップで¥105ナリ。
これの素晴らしいのは、先端部の幅がピアノの3つの弦幅よりほんのちょっとだけ広いので、無理に弦を拡げる事無く抜き差しができるうえ、右端、左端、中央で3本の弦を同時に変調できるので弱音ペダルを踏みっぱなしにしなくて良いし、柔らかい素材なのでピアノを痛めないから即興的に刺し位置を変えたりするのに恐怖心が湧かなさそう。
それに持ち運びや、調達が容易!竹万歳!

IMG_0165_2.jpg

ちょっと試しに何本か指しつつ、簡単に即興してみました。
Prepare 1

一つ難を言えば、ネジよりも安定性が悪い。
上の写真のように演奏中倒れたり、共鳴板に当たってカタカタと音が鳴ったりするが、これは使いようかな?
音声ファイルでも途中からカサカサと鳴っているのは串の先端がダンパーの上部に当たって振動している音。
低弦などはむしろミュートした音の方が心地よいし、各音2本づつになってくるので、消しゴムやフエルトとか、クリップをはめてシズル効果などを使った方が面白そう。

先日書いたピンポン球をしこたま入れてはビジュアル的には面白かったが音は今イチだった。
さて今度は何を入れようか?
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m-UTA-nt

Author:m-UTA-nt
出雲在住 即興ピアニスト、ヒーラー 

スタジオゆにわ 主宰
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